ラクダ味の煙草

とは言わないが。

つい最近とある女優さんと熱愛報道された俳優さんが出ているドラマを、久々に見ていたんですけど、なんというか、演じてらっしゃる役が、こう、今の私にガツンとクリティカルヒットする感じで、ドラマをみているときの恋に夢見る女子中学生のような心にズッポシ突き刺さって、これがなかなか抜けなくて。トイレにいる時とかの日常生活に存在する空白のような時間にぼんやりと思いをくゆらせてお尻を冷やしているわけなんですけど。

役の話ではあるが、推理小説家という喉から手が出るほど欲しい肩書きも去ることながら、成人男性にあるまじき無邪気さ!(褒めている)、そこそこ身長もあるはずなのに主人公が並ぶと随分と華奢に見える線の細さや、笑顔から滲み出る親しみやすさと安心感、それと関西弁……可愛い……。性癖バイキングで自分の好みだけ摘んで寄せ集めた皿かよ……最高……。みたいなおおよそ邪なことを思いながら視聴しておりました。私はゴミです。

アリス先生しゅき……って心の中で呟きながら見てたんですけど、たぶんあまりにも役がハマりすぎてて、この俳優さんはこの作品以外見れないだろうな、と思いました。

以前弟が、彼は然してイケメンでは無いだろう、と辛口評価していたのを思い出して、いや、それは違うぞキミ、と言いたくなったんですよ。

一昔前にはたくさんいた気がするしょうゆ顔の、正統派なイケメンでは、決して無いのだが、愛嬌のある笑顔、笑い皺、チャーミングな表情がおそらく女心をくすぐるのだよ。

なんでも「イケメン」という言葉に集約させるからいらん反感を買うのだ。

 

そんな感じで腑抜けた心持ちでいたので、気分転換を兼ねて弟とモンハンワールドのβテストをちょっとだけ一緒にやったりしました。その都度操作のガイダンスしてくれるのはありがたいのだけど、画面の情報量が多くて理解が追いつかない……。草食系のモンスターを狩ることに躊躇いを感じて生肉が入手できないことに気付いた時もそうなんですけど、なんとなく老いに近いものをこの頃感じるようになりました。私はもうダメです。

 

ラーメンズのコントでやってた、タバコの銘柄「キャメル」のことをラクダ味の煙草って言うのすごくすきです。あと桶屋がボーカル。

 

ここまで書いて転寝してしまったので寝ます。おやすみ。